育休をとってみえた家族と職場の大切さ

いつもありがとうございます。
看護師の松ケ崎です。
訪問看護師として働き始めて2年。
日々の訪問で利用者様やご家族と関わる中で、やりがいを感じながら過ごしていました。

そして今年5月、第一子が誕生しました。

育休をとってみえた家族と職場の大切さ

我が子に会えた瞬間の感動は、これまでに味わったことのない気持ちでした。
ただ、その喜びの裏で、妻の体調は思った以上に回復せず…。退院してからの生活は想像以上に大変で、家事も育児も妻ひとりでは到底こなせる状況ではありませんでした。

子供が生まれる前の私は育休を取るつもりはまったくありませんでした。
「自分は仕事を続けながら家のこともサポート出来るし、なんとかなる」と思っていたんです。
でも現実は違いました。
「このままでは妻も子も守れない」そう感じて、急遽、育休を取らせていただくことをお願いしました。

突然の相談にもかかわらず、ステーションの皆さんは「大丈夫、任せて」とあたたかく受け入れてくださり、訪問の調整までスムーズにしていただきました。
そのあたたかさに心から救われました。

育休中は、妻の体調を支えながら、子どもと過ごす時間をしっかりと持つことが出来ました。深夜のミルクや泣き止まない子を抱っこして夜を明かしたり…。大変さもありましたが、今しかない瞬間を一緒に過ごせたことは、何ものにも代えがたい経験になりました。

そして何より、「人を支える仕事をしている自分自身も、こんなふうに仲間に支えられているんだ」ということを強く実感しました。

復帰後は、家庭で感じた「誰かがそばにいて支えてくれる安心感」を忘れずに、これまで以上に利用者様やご家族様に寄り添える看護をしていきたいです。

そして、自分が助けてもらったように、今度はステーションの皆んなを支えられる存在でありたいと思っています。

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