訪問看護の面白さ
こんにちは。看護師の松ケ崎太郎です。
最初に訪問看護の面白さを感じたのは、学生時代の在宅実習の時でした。
利用者さんのお家に行かせていただき、生活の場で点滴やオムツ交換をしているのが新鮮でした。
病院じゃないのに、お家で色々できるんだ!すごいな!と感じていました。
それに加えて訪問看護師と利用者さんが、まるでご近所さんとお話しているかのように楽しそうに世間話されていたのも印象的でした。そういうのも病院では見たことがない光景だったとこともあり、面白いなと感じていました。
私が訪問看護師になってから9ヶ月が経過しました。
以前は病棟で働いていたので仕事中は病院から出ることはなかったのですが、今は毎日車を運転し外に出ています。
利用者さんのご自宅にひまわりが綺麗に咲いていました。
利用者さんに「ひまわりが綺麗ですね」と伝えると「そうでしょ、このひまわりが一番好きなの」と笑顔で応えてくださりました。
仕事中に季節を感じ、それを利用者さんと共有できることはとても豊かな時間で面白いです。
また生活の場で看護を行うので、ベッドの種類や配置など利用者さん誰1人として同じ環境はありません。
物品も全部が全部揃っているわけではないので、お家にあるものを工夫してケアを行っていきます。
陰部洗浄を行うときにペットボトルのキャップに穴を開け陰部洗浄ボトルとして再利用し使用しているのを利用者さんやご家族が見て「すごい、こんなので出来るんだ!面白い!」と感心されていたことがありました。
そうですよね、私も初めて見たときは驚きましたし、その発想はなかったです。すごいですよね。
このように季節を感じたり利用者さんとご家族とお話しをして私は毎日、訪問看護って面白いなって思いながら仕事をしています。
これは当たり前ではなく、面白さが生活の中に溢れていることに感謝しています。
皆さんいつもありがとうございます。