“正しい歩き方”を知っていますか?
皆様こんにちは。
初めて自分の足で歩き始めてウン十年。もうすぐ天命を知る年に近くなったにも関わらず、やっと最近“正しい歩き方”を知った吉澤智美です。
皆様は、“正しい歩き方”を知っていますか?
お箸の持ち方や鉛筆の持ち方を教えてもらったように、子供のころ正しい歩き方を教えてもらった方はいらっしゃいますでしょうか?
「歩くは生きること」と、良く耳にします。
なぜなら、「健康の保持・増進」においてとても重要な要素が“歩くこと”であるからです。
人類は30万年ほど昔より現代にかけて進化を続けてきました。その進化の過程の中で、人間として進化してきた重要な要素である「直立二足歩行」。
ヒトとサルとの違いは、人間は体毛が薄い。脳の重さヒト1350cc、チンパンジー400cc。牙の有無。直立した二足歩行。などです。このうちにヒトが最初に進化した部分は直立歩行と牙を失った部分だと、化石の調査から分かっています。ではなぜ、直立二足歩行をヒトはするようになったのでしょうか?
それは、食べ物が樹上の木の実や昆虫から、地上の動植物へと変化したからです。地上に住み、食べるときと排せつをするとき以外は日中ずっと獲物を探すのに、長距離を走ったり歩ったりと動き回るのに加え、道具を作り両手で使うことによりさらに脳が発達。猿のように重心のバランスがとりにくい四足歩行に適した骨格だと負荷がかかり動きにくくなる為に、バランスのとりやすい直立二足歩行となったためだという事が通説となっています。
なので、人類の進化においても「歩くは生きる」。
とても奥が深い言葉ですよね。
そして、そのようにとても大切な“歩行”。周りの人たちを見てまねる事により、各々歩くというスキルを獲得していくため、普段「正しい歩き方」を意識することはまれなのではないのでしょうか?
骨格と骨格筋の関連性や、どうして歩行により膝や腰が痛くなるのか、という疑問は、私も看護師になっていなければ疑問にも思いませんでした。
なので、今回改めて正しい歩き方を学ぶべく、認知症リハビリテーション専門士でおなじみのLAPURE様のセミナー「歩行改善メソッド」を受講してきました。
疼痛治療カレッジ様の方でも膝痛や腰痛、外反母趾や脊柱管狭窄症などの症状別での履修はしましたが、改善はできるものの大本の根本原因である生活が変化しないと、戻りが多くてなかなか目標に到達できないので今回の歩行改善メソッドはとても勉強になりました。
割とセミナー系は知っている知識や技術が多いのでがっかりすることがありますが、今回のセミナーは実習で体を使うことが多くあり、一緒に学ぶ方々も良い方々で楽しく勉強ができて内容も濃かったので受講してみてとても良かったです。
セミナーの内容はとても秘匿性の高い内容となっているので、著作権の都合上このブログで内容を暴露してはいけないために書けないことが辛いです…。ホントに、いろんな人に知ってもらいたい内容だったんです!!
ですので、訪問の際にご希望場あれば、歩行改善に対しての対応可能ですのでいつでもお声がけください。お待ちしております(*^^*)♪。
※寝たきりからの歩行改善介入はできません。あくまで歩行ができている人に対しての、歩行を改善して健康寿命を延ばすための歩行改善アプローチです。